[最終更新日:2022/10/31]
こんにちは、ありちゃん(@mmx_mzk)です。
「豆乳は身体にいいとは聞いたことがあるけど、髪には効果あるの?」と気になったことはありませんか?
結論から言うと、豆乳には薄毛を予防する効果が期待されています。
しかし、ただ闇雲に豆乳をたくさん飲めば薄毛予防の効果が高まるわけではありません。
こちらでは、
- 豆乳は薄毛予防に効果的!その理由とは?
- 豆乳以外の薄毛予防に効果が期待できる食品
- 薄毛予防以外にも!豆乳に期待される効果
- 豆乳の種類は主に3種類!それぞれの特徴とは?
- 効果的な豆乳を飲むタイミング
- 豆乳を飲むときの注意点
- 豆乳と牛乳の違い
をご紹介します。
注意点もしっかりと抑えた上で、薄毛予防に役立ててください。
スマホ完結!医師が処方する発毛治療【eLife(イーライフ)】
- 豆乳は薄毛予防に効果的!その理由とは?
- 豆乳以外の薄毛予防に効果が期待できる食品
- 薄毛予防以外にも!豆乳に期待される効果
- 豆乳の種類は主に3種類!それぞれの特徴とは?
- 豆乳を飲むタイミング
- 豆乳を飲むときの注意点
- 豆乳と牛乳の違い
- まとめ
豆乳は薄毛予防に効果的!その理由とは?
年齢を重ねると、抜け毛や薄毛といった髪の悩みが増えてきます。
そんな髪の悩みを予防するのに効果的なのが豆乳です。
豆乳のどんなところが薄毛予防に効果的なのか、1つずつ詳しく見てみましょう。
AGAの原因となる5αリダクターゼの働きを抑制するため
なぜ、豆乳が髪の悩みを予防するのに効果的なのかというと、豆乳に含まれる『大豆イソフラボン』がAGA(男性型脱毛症)の原因となる『5αリダクターゼ』の働きを抑制するためです。
『5αリダクターゼ』は人間の体内に存在する還元酵素の1種であり、男性ホルモン『テストステロン』と結びつくことで『DHT(ジヒドロテストステロン)』に変換させる働きを持ちます。
髪は成長期・退行期・休止期を経て抜けるというサイクルを繰り返しています。
『DHT』は髪を作る基となる毛母細胞の働きを低下させたり、髪の成長サイクルを妨げる働きをするため、十分に成長しきっていない髪が増えることで薄毛の原因へと繋がるのです。
『大豆イソフラボン』によって『5αリダクターゼ』の働きを抑制すれば、AGAの直接的な原因となる『DHT』へと変換されることもないので、薄毛を予防することができます。
大豆たんぱく質が髪を育てる
髪の主な成分はたんぱく質です。
大豆に含まれる『大豆たんぱく質』は髪の栄養素となり、髪を育てる上で重要な成分なので、薄毛予防に効果が期待されています。
レシチンが髪に栄養を届ける
偏った食生活や運動不足といった生活を過ごしていると、体内の『悪玉コレステロール』が増える原因になります。
『悪玉コレステロール』は、薄毛の原因の1つです。
『悪玉コレステロール』が増えて血管にへばりつくと、全身の細胞に栄養が届きにくくなり、本来与えられるはずだった栄養が行き渡らなくなることで髪や肌の健康が損なわれます。
豆乳には『悪玉コレステロール』を血液に溶かす作用がある『レシチン』という成分が含まれています。
『レシチン』によって『悪玉コレステロール』を血液に溶かし、血流が改善されることで、身体の隅々まで栄養が届けられます。
血流を改善して髪にもしっかりと栄養が行き届くことができれば、薄毛予防に効果が期待できます。
豆乳以外の薄毛予防に効果が期待できる食品
豆乳以外にも薄毛予防に効果が期待されている食品はたくさんあります。
積極的に摂取することを心がけ、薄毛予防に努めましょう。
薄毛予防に効果が期待できる食品1.豆腐
豆腐は、無調整豆乳に『にがり(凝固剤)』を加えて固めたものなので、豆乳と同じく大豆イソフラボンや大豆たんぱく質といった成分が含まれており、薄毛予防に効果が期待できます。
栄養価が高く、食べごたえがあるのに低カロリー・低糖質なのでダイエットにもぴったり!
豆腐は、薄毛予防とダイエット効果、Wで効果を期待できる優秀な食品となっています。
豆腐の他にも、きな粉や納豆、味噌など、大豆が使われている食品は大豆イソフラボンや大豆たんぱく質が豊富に含まれているので、薄毛予防のために毎日摂取することを習慣づけるとよいでしょう。
薄毛予防に効果が期待できる食品2.牡蠣
牡蠣には『亜鉛』が含まれています。
『亜鉛』は、髪の成分の約9割を占める『ケラチン』と呼ばれるたんぱく質を形成する際に重要な役割を果たします。
『亜鉛』が不足していると『ケラチン』がうまく形成されず、抜け毛や白髪などあらゆる髪の悩みの原因になるため、積極的に摂るとよいでしょう。
『亜鉛』が含まれる食品は牡蠣の他に、レバー、煮干し、アーモンド、カシューナッツなどがあります。
薄毛予防に効果が期待できる食品3.肉類
豚肉、鶏肉、牛肉などの肉類には『たんぱく質』が豊富に含まれています。
『たんぱく質』は、髪の主な成分となるため、摂取することで薄毛予防に効果が期待できます。
『たんぱく質』はさまざまな食材から摂ることができますが、特に豊富に含まれているのは肉類の他、魚介類、卵、乳製品、豆類です。どれも普段の食事で食べやすい食品ばかりなので、1日1回は食べることを心がけるとよいでしょう。
薄毛予防に効果が期待できる食品4.チーズ
チーズには、髪によいとされる成分がたくさん含まれています。
『亜鉛』や『たんぱく質』をはじめ、頭皮の健康を維持する『ビタミンA』髪の成長を促進する『ビタミンB2』そして『ケラチン(髪の成分)』の生成をサポートする『リジン』などが含まれています。
髪に嬉しい成分がたっぷりと含まれているチーズですが、カロリーが高いので、食べ過ぎると肥満の原因になります。肥満により血行不良や代謝の低下といった問題が起こると、髪に栄養が運ばれにくくなるので注意しましょう。
薄毛予防以外にも!豆乳に期待される効果
豆乳には栄養がたっぷりと含まれているため、薄毛予防以外にも美容や健康に嬉しい効果が期待されています。
美肌効果
豆乳に含まれる『ビタミンB群』や『レシチン』『サポニン』といった成分は、肌を整える効果が期待されています。
『ビタミンB群』や『レシチン』は、ターンオーバー(新陳代謝)を活発化させて、肌の生まれ変わりのリズムを正常にする作用があります。
ターンオーバーは、健康な20代の人であれば約28日とされていますが、加齢によってターンオーバーにかかる日数は増えていき、30代〜40代になると45日ぐらいの日数が必要になります。
ターンオーバーが遅いと、古い角質が肌に残り続けて肌のバリア機能が低下し、肌が乾燥する原因に…。乾燥の他にも、シミやニキビ跡といったあらゆる肌トラブルの原因になります。
豆乳を飲んで『ビタミンB群』『レシチン』を摂取してターンオーバーを促せば、短期間で肌が生まれ変わり、美しい肌を保つことが可能です。
ダイエット効果
豆乳にはコレステロールや中性脂肪など、血液中に含まれる余分な脂質を流す『サポニン』という成分が含まれているため、ダイエット効果が期待できます。
また、豆乳に含まれている『大豆たんぱく質』を摂取することで筋肉量の増加に繋がり、筋肉量が増えると基礎代謝もあがります。
基礎代謝とは、生命活動するためにおこなわれている活動における必要最低限のエネルギーのこと(呼吸や心臓を動かす、血液を体内に循環させるなど)。
基礎代謝があがれば、脂肪が燃焼しやすく痩せやすい体を手に入れることができます。
他にも、『大豆たんぱく質』は、体内での吸収・分解に時間がかかるので、間食防止にも効果的です。つい、間食してしまう人はおやつの代わりに、小腹が空いたら豆乳を飲むとよいでしょう。
便秘解消効果
豆乳に含まれる『オリゴ糖』には、腸内環境を整えて便通を促す効果が期待されています。
これは『オリゴ糖』がビフィズス菌や乳酸菌の栄養源となり、善玉菌が増えることで腸壁が刺激されて、お通じがよくなることによるもの。
「便秘薬を飲まないと、なかなかお腹をスッキリさせることができない…。」という人も豆乳を飲むことで、薬に頼ることなく便秘を解消することが可能です。
貧血予防効果
貧血とは、血液中の『ヘモグロビン』が減少した状態のこと。貧血の90%は『ヘモグロビン』の重要な材料の1つ『鉄分』が不足することによる鉄欠乏性貧血と言われています。
豆乳と牛乳の違いで詳しくご紹介しますが、豆乳には100mlあたり1.2gの鉄分が含まれています。
『鉄分』不足による貧血を予防するためにも、豆乳を飲みましょう。
高血圧予防効果
日本人は血圧をあげる作用のある『ナトリウム』の摂取が先進国の中で最も高いとされており、男女問わず高血圧で悩む人が非常に多いのです。
『ナトリウム』は塩、醤油、味噌、ハム、ウインナーなど、日常で摂取する機会の多い食品に含まれています。『ナトリウム』を含んだ食品を摂取し、『ナトリウム』が体内に蓄積されることで高血圧へと一歩近づきます。
豆乳に含まれる『カリウム』というミネラルには、血圧を安定させる働きと細胞を元気にする働きが期待されています。体内の『ナトリウム』が過剰にならないように排出させるので、血圧を正常に保つことができ、高血圧を予防する効果が期待されています。
豆乳の種類は主に3種類!それぞれの特徴とは?
豆乳の種類は主に、
- 無調整豆乳
- 調整豆乳
- 豆乳飲料
の3つ。
それぞれどんな特徴があるのかご紹介します。
無調整豆乳
その名の通り調整されておらず、大豆と水以外の成分が一切入っていないのが無調整豆乳です。
色はやや黄色味がかっており、ほんのりととろみがかかったなめらかな口当たり。
栄養が豊富に含まれているという特徴があります。
- 大豆固形分(*)を8%以上含む
- 大豆たんぱく質を3.8%以上含む
- 大豆と水のみで作られている
(*)大豆固形分とは、製品から水分を取り除いて残る大豆の成分量のこと。
大豆固形分のパーセンテージが高いほど、大豆成分濃度の高い製品となります。
調整豆乳
調整豆乳は、無調整豆乳に砂糖や塩などを加えた飲み物です。
大豆と水以外の成分が含まれているので、無調整豆乳と比べるとカロリーが高いのですが、無調整豆乳特有の香りや味が苦手な人でも飲みやすいという特徴があります。
- 大豆固形分を6%以上含む
- 大豆たんぱく質を3.0%以上含む
- 大豆、水以外にも砂糖や塩などが含まれている
豆乳飲料
果汁やコーヒー・紅茶などのフレーバーで味付けしたものを豆乳飲料といいます。
味のバリエーションが多く、おいしいので「無調整豆乳は苦手だけど、豆乳飲料は好き!」という人も少なくありません。
豆乳飲料は、飽きずに飲むことができるという特徴も。
ただし、無調整豆乳や調整豆乳と種類と比べて糖質が高いことが多いので、飲みすぎには注意しましょう。
- 果汁:大豆固形分を2%以上含む/その他:大豆固形分を4%以上含む
- 果汁:大豆たんぱく質を0.9%以上含む/その他:大豆固形分を1.8%以上含む
- 果汁やコーヒー・紅茶などのフレーバーで味付けされている
豆乳を飲むタイミング
豆乳は必ずしも、いつ(何時に)飲まないといけないという決まりはありません。
強いて言うなら、期待する効果にあわせて豆乳を飲むのがおすすめです。
例えば、ダイエット効果を目的として豆乳を飲むのであれば、食前に飲むとよいでしょう。食前に豆乳を飲むことで、満腹中枢が刺激されて食べすぎを防ぐことができます。
便秘解消を目的として豆乳を飲むのであれば、起床後がおすすめ。起床後すぐに豆乳を飲むことで、朝から自然にお腹をスッキリさせることができますよ。
豆乳を飲むときの注意点
豆乳には薄毛予防や美容・健康に嬉しい効果が期待されています。
しかし、飲みすぎには気をつけましょう。
薄毛予防や美容や健康に効果があるからといって豆乳を飲みすぎると、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモン『エストロゲン(卵胞ホルモン)』と似た働きをします。
豆乳を過剰摂取することで、
といった影響を及ぼします。
また、調整豆乳や豆乳飲料は飲みやすい代わりに糖分がたっぷりと含まれています。飲みすぎると肥満の原因になるので、1日の豆乳の摂取目安量(400ml〜600ml)を必ず守るようにしましょう。
豆乳と牛乳の違い
豆乳とよく似た飲み物に牛乳があります。
豆乳は大豆から絞った植物性食品、牛乳は牛の体内で血液から作られる動物性食品という違いの他にも、豆乳と牛乳では含まれている栄養素の量に違いがあります。
例えば、牛乳はカルシウムが豊富に含まれていることが知られており、100mlあたり110g含まれています。一方、無調整豆乳に含まれているカルシウムは15g、調整豆乳だと31gと大きな差があります。
しかし、牛乳に比べると豆乳にはカルシウムがあまり含まれていませんが、代わりに豆乳には鉄分が含まれています。
牛乳にはほぼ鉄分が含まれていません。一方、無調整豆乳・調製豆乳には、ともに100mlあたり1.2g鉄分が含まれています。
鉄分には、
- 鉄欠乏性貧血の予防(イライラや倦怠感の予防)
- 学習能力の低下の軽減(集中力・注意力低下の軽減)
- 髪へのダメージの回復(抜け毛やパサつき)
- 肌へのダメージの回復(シミやハリの低下)
といった効果が期待されています。
どんな栄養素を摂りたいかによって、豆乳と牛乳どちらを飲むか選んでみましょう。
まとめ
豆乳の薄毛予防効果をご紹介しました。
豆乳は、
これらの理由により、薄毛予防に効果が期待されています。
また、豆乳には薄毛予防以外にも
- 美肌効果
- ダイエット効果
- 便秘解消効果
- 貧血予防効果
- 高血圧予防効果
といった美容・健康効果も期待されているので、毎日飲むことを習慣にするとよいでしょう。
◆この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます◆
- ダイエット向きの食材紹介
- 効果のあるダイエット方法
- ヘルシーなダイエットレシピなど、
ダイエットに励むあなたの知りたい!を解決するブログ
【ありちゃんのダイエットブログ】もよろしくお願いします。