[最終更新日:2021/08/04]
こんにちは、ありちゃん(@mmx_mzk)です。
今回は記憶力を高める方法をご紹介します。
記憶の種類
記憶力を高める方法をご紹介する前に、まず記憶の種類についてご紹介します。
記憶は大きく分けて
- 短期記憶
- 長期記憶
の2種類があり、記憶力を高めるには長期記憶として定着させることが重要です。
短期記憶とは『今日の天気』や『今日食べたごはん』のような数日程度で忘れてしまう記憶のこと。一方、長期記憶とは『昔、家族で旅行した思い出』『好きな人に告白した思い出』のような何年経っても忘れられないの記憶のことをさします。
長期記憶として定着される記憶はそもそも短期記憶から作られており、脳の中心に位置し、記憶や空間学習能力に関わる器官・海馬で必要な短期記憶と不要な短期記憶に振り分けられ、必要だと判断された短期記憶だけが長期記憶へと変換されているのです。
必要だと判断され、長期記憶に変換される短期記憶には感情が含まれているとされています。『旅行をして楽しかった思い出』『フラレて悲しかった思い出』『兄弟喧嘩をして腹が立った思い出』など…。これらの記憶にはどれも、感情が含まれています。
また、時間や場所に関する記憶も長期記憶に変換されやすいとされていますよ。感情や場所、時間を伴った記憶をエピソード記憶と呼びます。
記憶力を高めるメリット
記憶力を高めることで、
- 人間関係をよくする
- 仕事が円滑に進む
- 勉強ができるようになる
と言うメリットがあります。
☆記憶力を高めるメリット①人間関係をよくする
相手が話したことや相手の情報を記憶できていないと、『この人、私に興味がないんだな』と感じられてしまいます。記憶力を高めることは、人間関係をよくするためにも欠かせないことなのです!
☆記憶力を高めるメリット②仕事が円滑に進む
仕事をしていると、『取引先の相手の名前や商談内容を覚えておく』『上司に頼まれた業務を期限までにこなす』など、記憶力を必要とする場面が多いですよね。忙しさにかまけて大事なことを忘れていると、仕事で失敗して上司から怒られる原因になります。
毎日一生懸命働いていても、結果が伴わないと評価されない会社も少なくありません。記憶力を高めて自分がやるべきことや必要な情報をしっかり記憶し、仕事に活かすことで、仕事が円滑に進むようになりますよ。
☆記憶力を高めるメリット③勉強ができるようになる
勉強ができる人とできない人の違いは、学んだことを理解し、記憶できているか。
経験したこと・覚えたことをすべて記憶していると、あっと言う間の脳の容量は限界に達してしまうので、人間の脳は次から次へと忘れるようにできています。なので参考書を読んで覚えたつもりでいても、記憶できていないのは当たり前なのです。
何度も復習を行うことで、必要な情報であることを脳に記憶させましょう。これからご紹介する記憶力を高める方法を実践し、記憶力を高めることで少ない復習回数でもしっかりと脳に記憶することができるようになりますよ。
5つの記憶力を高める方法
記憶力を高める方法には、
- 運動
- 睡眠
- 記憶力に効果が期待される栄養素を摂る
- 咀嚼回数を増やす
- 場所法
があります。
記憶力を高める方法と言うと、何やら難しそうなイメージを抱きますが、普段の生活習慣をほんの少し意識するだけでOK! 5つの記憶力を高める方法を詳しくご紹介します♪
☆記憶力を高める方法①運動
記憶力を高める方法その①は運動。
記憶と運動、一見何の関係もなさそうな2つですが、実は運動は記憶に大きく関係しているのです。と言うのも、仕事で長時間座りっぱなしだと体の健康の他、脳にも悪影響を与えることをカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームが発表しています。
運動が苦手・嫌いでも健康のため、記憶力向上のため適度な運動を心がけるようにしましょう。おうちでできる簡単な運動方法を覚えておくと、気が向いたときにすぐに取り組むことができますよ。踏み台昇降はダイエットにも効果が期待され、おすすめです。
☆記憶力を高める方法②睡眠
記憶力を高める方法その②は睡眠。
人間の三大欲求でもある睡眠。睡眠は疲れた心と体に休息を与えるために欠かせませんが、記憶力を高めることにも強い効果を発揮します。睡眠中の脳には必要な記憶と不要な記憶を選別し、重要な記憶を定着(長期記憶に変換)させる役割があるのです。
記憶を定着させるために必要な睡眠時間は6時間以上とされており、試験勉強や仕事を夜遅くまで寝ずに取り組むと記憶力や集中力が低下するので、逆に結果が出しづらくなるとされています。睡眠時間を削ってまで勉強・仕事をするのはおすすめできません。
☆記憶力を高める方法③記憶力に効果が期待される栄養を摂る
記憶力を高める方法その③は記憶力に効果が期待される栄養を摂る。
お米やパン、麺類、小麦製品、果物などに多く含まれるブドウ糖は脳のエネルギーとなり、記憶力向上に効果があることが確認されています。
また、大豆製品や卵黄、ナッツに含まれるレシチンは記憶を司る伝達物質・アセチルコリンの材料です。レシチンが欠乏すると、アセチルコリンの量が減って記憶力低下の原因に繋がるので、毎日の食事でレシチンを含む食材をしっかりと摂る必要があります。
ブドウ糖が含まれるお米やパン、麺類は食事のメイン食材となるので特に意識せずとも摂っている方が多いと思いますが、レシチンが含まれる食材は意識しないとなかなか摂取することができないでしょう。
レシチンが含まれる食材は意識して摂る必要があるものの、豆腐や納豆など簡単な調理で食べられるものばかりなので、毎日の食事の『あと1品』として継続して食べるように心がけてくださいね。
☆記憶力を高める方法④咀嚼回数を増やす
記憶力を高める方法その④は咀嚼回数を増やす。
食事をよく噛んで食べることで脳が活性化し、記憶力が高まるとされています。ガムを噛みながら記憶力テストに取り組んでもらったところ、ガムを噛んでいないときよりも成績がアップしたと言う実験結果が出ているのです!
現代人は咀嚼回数が少ないとされています。
- するめ
- りんご
- 焼き芋
- ナッツ類
- おせんべい
など、咀嚼回数が増える食べ物をおやつにして、記憶力向上に努めましょう!
☆記憶力を高める方法⑤場所法
記憶力を高める方法その⑤は場所法。
物事を記憶するときに使われる『場所法』と呼ばれる古代ギリシャから伝わる記憶術があります。場所法は『シモニデス法』『マインドパレス(記憶の宮殿)』『ジャーニー法』とも呼ばれており、耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
場所法の実践方法はとっても簡単。場所と覚えたい物事を紐付けるだけです。物事と紐付ける場所は、自宅や実家、職場、学校のような馴染み深い場所がおすすめです。
まず、どの場所を記憶したい物事と紐付けるかを決めます。場所を決めたら、覚えたい物事の数と同じ数だけ、場所の具体的なポイントを抽出してください。自宅であれば、トイレ、お風呂、リビング、キッチン、寝室…と言った具合でポイントを抽出します。
続いて、抽出したポイントを玄関から入って近い方から順番に番号を振ります。
- トイレ
- お風呂
- リビング
- キッチン
- 寝室
今回は覚えたい物事が5つと想定します。
ここまでできたら、準備は整いました。覚えたい物事と場所を紐付けましょう!
例えばスーパーで、
- 卵
- 牛乳
- 玉ねぎ
- にんじん
- じゃがいも
を購入する必要があるとします。これらを自宅のポイントと紐付けしてみましょう。
- 『トイレ』でにわとりが『卵』を産んでいる
- 『お風呂』あがりに『牛乳』を飲んでいる
- 『リビング』に『玉ねぎ』のニオイが漂っている
- 『キッチン』で『にんじん』を切っている
- 『寝室』に『じゃがいも』が転がっている
自宅のポイントと覚えたい物事を紐付けたら、その情景を頭に思い描いてください。このとき、『寝室にじゃがいもがあること』をイメージするのでなく、『どんな風に転がっている?』『何個?』など具体的にイメージすると記憶に残りやすくなります。
紐付けができたら、あとは思い出す練習をするだけです。自宅の風景を頭に思い描きながら『トイレは何と紐付けたか?』『お風呂は?』…と、記憶を再現しましょう。
場所法はシンプル且つ、効率的に記憶を定着させることができるのでぜひお試しあれ♪
記憶力を高める方法をご紹介しました。
記憶力を高める方法はとても簡単で、記憶力を高めることで嬉しいメリットがたくさんあります。あなたも今日から早速、記憶力を高める方法を実践してみてくださいね!
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